牡蠣殻屋根(読み)かきがらやね

精選版 日本国語大辞典 「牡蠣殻屋根」の意味・読み・例文・類語

かきがら‐やね【牡蠣殻屋根】

  1. 〘 名詞 〙 牡蠣殻ぶきの屋根。かきやね。
    1. [初出の実例]「五月雨に石花(かき)がら屋根を海辺哉〈重信〉」(出典:俳諧・玉手箱(1679)二)
    2. 「此浦の蠣がら屋ねも福福と、人のうらやむ老入は」(出典:浄瑠璃・大職冠(1711頃)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android