牡蠣灰(読み)かきばい

精選版 日本国語大辞典 「牡蠣灰」の意味・読み・例文・類語

かき‐ばい‥ばひ【牡蠣灰】

  1. 〘 名詞 〙 牡蠣の殻を焼いてつくった石灰(いしばい)。かきがら灰。
    1. [初出の実例]「かくのごとくのしょさといふはちゃはん、さら、かはら、かきばい、しほのるいをやく事とうなり」(出典:どちりなきりしたん(一六〇〇年版)(1600)八)
    2. 「其搾り汁に、牡蠣灰少しを加へ、釜に入れて煮」(出典:尋常小学読本(1887)〈文部省〉六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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