日本歴史地名大系 「牧港住宅地区跡」の解説 牧港住宅地区跡まきみなとじゆうたくちくあと 沖縄県:那覇市旧島尻郡地区牧港住宅地区跡[現在地名]那覇市おもろまち一―四丁目など那覇市の上之屋(うえのや)・天久(あめく)・安謝(あじや)・銘苅(めかる)・安里(あさと)・真嘉比(まかび)・古島(ふるじま)の五地区にまたがって所在していた米空軍の基地跡。住宅地域として使用されていたが、一九八七年(昭和六二年)五月に全面返還された。この施設は那覇市北部の東を国道三三〇号、西を国道五八号、北を環状二号に囲まれた広大な地域を占め、返還面積は一万九二六四平方キロ。一九四五年四月の米軍占領により一部地域の使用が開始されたが、五三年四月に土地収用令初の施行地域として区域の強制収用が開始された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by