日本歴史地名大系 「嘉手納飛行場」の解説 嘉手納飛行場かでなひこうじよう 沖縄県:沖縄島中部嘉手納飛行場[現在地名]嘉手納町水釜・兼久・嘉手納・屋良・野国、沖縄市諸見里・山内・森根・白川・御殿敷・宇久田・大工廻・嘉良川、北谷町伊平・浜川・上勢頭・下勢頭・砂辺など米空軍の基地。二〇〇二年(平成一四年)三月現在の面積は一九・九五〇平方キロ。地主数は七千七四〇人で年間賃借料は二三二億五〇〇万円。基地従業員は二千六五二人。当施設は沖縄島中部の嘉手納(かでな)町・北谷(ちやたん)町・沖縄市の三自治体にまたがる西太平洋最大の米空軍基地で、第五空軍指揮下の第一八航空団のホームベースとなっていて、他のテナント部隊の役割と合せて、防空・反撃・空輸・支援・偵察・機体整備などの総合的な基地となっている。第一八航空団の主力は、F‐15イーグル戦闘機をそれぞれ一八機有する三個の戦闘機中隊、E‐3Bセントリー機を有する空中警戒管制中隊、KC-135R機を有する空中給油機中隊などからなる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by