牧野昇(読み)まきの のぼる

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「牧野昇」の解説

牧野昇 まきの-のぼる

1921-2007 昭和後期-平成時代の技術評論家。
大正10年1月18日生まれ。母校東大の講師をへて,昭和26年東京計器製造所に入社。在学中に発明したMT磁石の工業化に成功する。39年三菱製鋼にうつる。45年三菱総合研究所の設立に参画し,59年会長。技術予測,産業政策論評で知られた。平成11年原子力事故防止のための「NSネット」初代理事長に就任。平成19年3月2日死去。86歳。栃木県出身。著作に「最先端技術予測」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android