精選版 日本国語大辞典 「物貰」の意味・読み・例文・類語
もの‐もらい‥もらひ【物貰】
- 〘 名詞 〙
- ① 他人に食物などをもらって生活するもの。かたい。乞食。
- [初出の実例]「喰がちにする弁当の飯 あはれむは花のあたりの物もらひ」(出典:俳諧・誹諧独吟集(1666)上)
- ② 「ばくりゅうしゅ(麦粒腫)」の俗称。〔書言字考節用集(1717)〕
- [初出の実例]「人の目のふちへものもらひの出来たを」(出典:洒落本・後編風俗通(1775)属温風四相)
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...