特殊染色

内科学 第10版 「特殊染色」の解説

特殊染色(総論4:臨床試験)

 May-Grünwald-Giemsa染色やWright-Giemsa染色などの普通染色に加えて,細胞内の酵素,多糖類,脂質金属などを化学反応を利用して染色する細胞化学検査(特殊染色)が,しばしば診断の決め手となる.特に急性骨髄性白血病の病型診断に重要である(表14-5-4).ただしときに染色態度が表面マーカーなどほかの所見と合致しない症例や技術的問題のため適正に染色されない場合もあり注意を要する.発色基質の違いによって色調は異なる.[通山 薫]
■文献
日本検査血液学会編:スタンダード検査血液学,医歯薬出版,東京,2003.Swerdlow SH, Campo E, et al: WHO Classification of Tumours of Haematopoietic and Lymphoid Tissues, IARC Press, Lyon, 2008.

出典 内科学 第10版内科学 第10版について 情報

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