デジタル大辞泉 「特異X線パルサー」の意味・読み・例文・類語 とくいエックスせん‐パルサー【特異X線パルサー】 X線パルサーのうち、自転周期が2~11秒、磁場が通常の中性子星より10~1000倍程度強い天体。突発的な増光は見られず、ほぼ定常的に熱的なX線が観測される。AXP(anomalous X-ray pulsar)。[補説]発見以来20年近くその正体は不明だったが、マグネターが極めて強い磁場のエネルギーを何らかの形で解放しているものと考えられている。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例