犬になるとも大所の犬になれ(読み)いぬになるともおおどこのいぬになれ

精選版 日本国語大辞典 の解説

いぬ【犬】 に なるとも大所(おおどこ)の犬(いぬ)になれ

  1. ( たとえ犬になっても、どうせ仕えるなら、大きな家の犬になれ、の意 ) 物事をするには、どんなつまらないことでも、相手主人などを選ばなくてはならないの意にいう。〔諺苑(1797)〕

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ことわざを知る辞典 の解説

犬になるとも大所の犬になれ

たとえ犬になっても、どうせなるなら、大きな家の飼い犬になれ。同じ仕えるのなら、仕えるに足るしっかりした相手や主人を選ばなくてはならないというたとえ。

[使用例] 比喩たとえにも心ほどの世を経る、立ち寄らばおおの陰、犬になってもおおどこの犬になれというから、よしこ天秤をこれから投り込んで何か考えを付けよう[禽語楼小さん落語出世の鼻|1892]

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