犬塚信乃(読み)いぬづか しの

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「犬塚信乃」の解説

犬塚信乃 いぬづか-しの

滝沢馬琴の読み本「南総里見八犬伝」に登場する八犬士のひとり。
武蔵(むさし)大塚郷士(ごうし)犬塚番作の子。伏姫(ふせひめ)の死の際にとびちった8個の玉のひとつ「孝」の霊玉をもつ。父のかたみの宝刀村雨(むらさめ)丸をめぐる争いから,ほかの七犬士と知りあい,里見家再興のためにたたかう。名は戍孝(もりたか)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android