デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「犬塚信乃」の解説 犬塚信乃 いぬづか-しの 滝沢馬琴の読み本「南総里見八犬伝」に登場する八犬士のひとり。武蔵(むさし)大塚の郷士(ごうし)犬塚番作の子。伏姫(ふせひめ)の死の際にとびちった8個の玉のひとつ「孝」の霊玉をもつ。父のかたみの宝刀村雨(むらさめ)丸をめぐる争いから,ほかの七犬士と知りあい,里見家再興のためにたたかう。名は戍孝(もりたか)。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例