( 1 )今日の「すもう(相撲・角力)」につながる格闘技は、上代から行なわれ、「日本書紀」に「相撲」「力」が見られ、「すまひ」と訓まれている。いずれも天覧の場合に用いられており、儀式としての意味や形式を合わせ持つものであったと考えられる。儀礼としての相撲は、中古に入ると制度が整えられ、相撲の節会として確立する。「すまひ」は動詞「すまふ」の名詞形と考えられるが、上代に動詞の例は見られない。また、名詞形が一般に格闘技全般を表わしたか、すもう競技に限られたかは明らかでない。
( 2 )中古では、「すまふ」は主として負けまいと張り合う意に用いられ、「すまひ」が競技またはその行事を示している。競技の「すまひ」は中世にスマウに転じ、今日のようにスモウとして固定した。→「すもう(相撲)」の語誌
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...