犬招(読み)いぬまねき

精選版 日本国語大辞典 「犬招」の意味・読み・例文・類語

いぬ‐まねき【犬招】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 鞘巻(さやまき)の刀のこじりの上のところに穴をつくり、革紐を通して結んで環(わ)をつくり、結び余りを一〇センチメートルほど垂らしておくもの(貞丈雑記)。
    1. [初出の実例]「Inumaneqi(イヌマネキ)〈訳〉鞘をまもるためにおかれる上の鞘の先のことで、それは余って少し外に出ている」(出典日葡辞書(1603‐04))
  3. 物の末端に付けてひらひらさせるものの称。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 マキ 実例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む