狂い回る(読み)くるいまわる

精選版 日本国語大辞典 「狂い回る」の意味・読み・例文・類語

くるい‐まわ・るくるひまはる【狂回】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙
  2. 正気を失ってむやみに歩きまわる。また、狂ったように激しく動きまわる。
    1. [初出の実例]「駒も放せばくるいまわる程に、随意に走りまわって自留まるぞ」(出典:松ヶ岡本人天眼目抄(1471‐73)中)
  3. ( 「まわる」は接尾語的に用いたもの ) 我を忘れて、ある物事に熱中する。一途に没頭する。
    1. [初出の実例]「霞町あたりの兵隊相手の怪し気な女に狂ひ廻る」(出典:剃刀(1910)〈志賀直哉〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む