狂人走れば不狂人も走る(読み)キョウジンハシレバフキョウジンモハシル

デジタル大辞泉 「狂人走れば不狂人も走る」の意味・読み・例文・類語

狂人きょうじんはしれば不狂人ふきょうじんはし

人間他人のしりについて行動しがちであることのたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「狂人走れば不狂人も走る」の意味・読み・例文・類語

きょうじん【狂人】 走(はし)れば不狂人(ふきょうじん)も走(はし)

  1. 人はとかく他人のしりについて行動しがちであることのたとえ。一匹の馬が狂えば千匹の馬が狂う。付和雷同
    1. [初出の実例]「狂人走れば不狂人走ると云へる如く、祖師皆不狂人の走也」(出典:米沢本沙石集(1283)一〇末)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android