狂言を書く(読み)きょうげんをかく

精選版 日本国語大辞典 「狂言を書く」の意味・読み・例文・類語

きょうげん【狂言】 を=書(か)く[=懸(か)ける]

たくらみ事をする。嘘をついてだます。狂言をやる。
洒落本・後編風俗通(1775)金錦先生進学解「若大通向へ廻って狂言を書(カキ)景清を働くに及では則大騒動也」
人情本・英対暖語(1838)四「詰る所は手前に一番狂言をかかれたのだ。いまいましい不実な女だ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android