狂言不審紙(読み)きょうげんふしんがみ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「狂言不審紙」の意味・わかりやすい解説

狂言不審紙
きょうげんふしんがみ

狂言の注釈書。大蔵流八右衛門派7世大蔵虎光著。春夏秋冬の4冊から成る。文政6 (1823) 年の序,同 10年の跋がある。狂言 167番の難解な語句について解説し,作者演奏の時間などを書きとめたもの。「春」の巻に,狂言の句伝,狂言によく使われる詞や装束道具などを説明し,狂言1番ずつを注解して 24番,「夏」に 47番,「秋」に 59番,「冬」に 37番を掲げる。

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