春夏秋冬(読み)シュンカシュウトウ

デジタル大辞泉 「春夏秋冬」の意味・読み・例文・類語

しゅん‐か‐しゅう‐とう〔‐シウ‐〕【春夏秋冬】

1年の、四つ季節四季
[補説]書名別項。→春夏秋冬
[類語]季節時季時節時候四季四時しじ折節おりふしシーズン

しゅんかしゅうとう【春夏秋冬】[書名]

正岡子規中心とする日本派の代表的句集。4冊。明治34年(1901)子規編の春の部を発刊。夏の部以下は、明治36年(1903)までに高浜虚子河東碧梧桐かわひがしへきごとう共編で刊。

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精選版 日本国語大辞典 「春夏秋冬」の意味・読み・例文・類語

しゅん‐か‐しゅう‐とう‥シウ‥【春夏秋冬】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 春と夏と秋と冬。四時。四季。
    1. [初出の実例]「大奇春夏秋冬尽、為我終無抜苦声」(出典菅家後集(903頃)聴寺鐘)
  2. [ 2 ] 俳句撰集。四冊。「新俳句」に次いで刊行された、正岡子規を中心とする日本派の代表的作品集。春の部は子規の撰で明治三四年(一九〇一)刊。夏・秋・冬の部は河東碧梧桐、高浜虚子共撰で同三五、六年刊。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「春夏秋冬」の意味・わかりやすい解説

春夏秋冬
しゅんかしゅうとう

俳句選集。 1901~03年刊。春,夏,秋,冬と新年の4季4冊。正岡子規一門による『日本』派の句集で,子規が撰した春の部より刊行したが,続く3冊は子規の病状悪化のため河東 (かわひがし) 碧梧桐高浜虚子の両高弟が共撰した。全体定型が守られ,穏やかな安定感に富む絵画的な句が多い。

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四字熟語を知る辞典 「春夏秋冬」の解説

春夏秋冬

春と夏と秋と冬。四季。

[使用例] 春夏秋冬はまことに俳諧の歳時記一息に読み下すに異ならず[永井荷風腕くらべ|1916~17]

[使用例] 離れ屋には、春夏秋冬を問わず、誰かしら客人がいた[堀田善衛*鶴のいた庭|1957]

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デジタル大辞泉プラス 「春夏秋冬」の解説

春夏秋冬

日本のポピュラー音楽。歌はJ-POPグループ、Hilcrhyme(ヒルクライム)。2009年発売。作詞TOC作曲:DJ KATSU。

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