狐地新田村(読み)きつねじしんでんむら

日本歴史地名大系 「狐地新田村」の解説

狐地新田村
きつねじしんでんむら

[現在地名]弥富町狐地

東は稲荷いなり新田村、北は稲元いなもと新田村に接する享保一〇年(一七二五)開墾の小新田村。「徇行記」によれば、村高三五三石余は一円蔵入地で、田は三四町七畝余、畑は一町二反五畝余。寛保二年(一七四二)縄入で、「鯏浦村宇佐美孫左衛門・子宝新田吉田平左衛門先祖ノ者開墾ス、其後寛保二戌年検地アリ、農屋ハ西ノ方界川ノ堤通リニ建ナラヘリ、皆小百姓ハカリ也」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 稲荷 亡所

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android