亡所(読み)ぼうしょ

精選版 日本国語大辞典 「亡所」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐しょバウ‥【亡所・亡処】

  1. 〘 名詞 〙 住む者がなく使われなくなってしまった所。また、耕作者のいない田地没収地
    1. [初出の実例]「依譴責、百性等多分令逐電之間、可亡処之条、歎而有余者哉」(出典東寺百合文書‐に・応永二年(1395)三月日・東寺雑掌頼勝申状案)
    2. 「清直不仁の仕置によりて村里の亡所となる条目をいふべし」(出典:集義和書(1676頃)一六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む