猪野毛屋村(読み)いのけやむら

日本歴史地名大系 「猪野毛屋村」の解説

猪野毛屋村
いのけやむら

[現在地名]勝山市猪野毛屋

女神おながみ川低位扇状地に位置し、東は猪野村、西は下高島しもたかじま村、北は下毛屋しもけや村。古代は毛屋郷(和名抄)に属した地。近世初頭に下毛屋村と猪野毛屋村に分れたものと思われ、慶長三年(一五九八)検地帳(稿本勝山史料)によると猪野毛屋村は上田九町八反余・中田二町三反余・下田八反余、上畠三反余・下畠一反余、計一三町五反余、分米二一一・三石であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android