精選版 日本国語大辞典 「猫掻」の意味・読み・例文・類語 ねこ‐がき【猫掻】 〘 名詞 〙① 藁で編んだむしろ。ねこだ。蹴鞠(けまり)などの時、庭に敷くのにも用いた。[初出の実例]「密々有二御鞠一、敷二猫掻一」(出典:明月記‐寛喜二年(1230)六月二一日)② 唐物(からもの)の青磁茶碗や朝鮮の金海茶碗などのなかで、見込や外側に猫の爪跡のような櫛目文様のあるもの。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例