猿木村(読み)さるぎむら

日本歴史地名大系 「猿木村」の解説

猿木村
さるぎむら

[現在地名]多賀町猿木

敏満寺びんまんじ村の西方にあり、すぐ南を犬上川が西流する。「大乗院寺社雑事記」延徳元年(一四八九)一二月二〇日条に「春日社兼興福寺領江州犬上猿萩庄事、寺社旧領也」とあるのが当地をさすと思われる。慶長高辻帳に申木村とあり、高三〇二石余。元禄八年大洞弁天寄進帳に猿萩村とあり、男八六・女一二九、寺社方男三。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ヒトメタニューモウイルス

(5)ヒトメタニューモウイルス(human metapneu­movirus: hMPV)概念 ヒトメタニューモウイルスはパラミクソウイルス科メタニューモウイルス属に属するウイルスで,急性呼吸器感染症...

ヒトメタニューモウイルスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android