猿江村(読み)さるえむら

日本歴史地名大系 「猿江村」の解説

猿江村
さるえむら

[現在地名]江東区猿江一丁目・大島おおじま一―三丁目・毛利もうり一丁目・住吉すみよし一―二丁目、墨田区江東橋こうとうばし五丁目など

小名木おなぎ川北岸の村。中心部が宝永三年(一七〇六)町奉行支配になって猿江町・猿江代地町が成立し、周辺の飛地が村として存続した。よこ(大横川)沿岸付近に二ヵ所、猿江裏さるえうら町の北、たて川と十間じつけん(現横十間川)の合流点付近に二ヵ所、その南方十間川沿岸に東西に長く一ヵ所、さらに北東竪川沿岸の古元ふるもと町の東方などに散在している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android