猿飛出(読み)さるとびで

精選版 日本国語大辞典 「猿飛出」の意味・読み・例文・類語

さる‐とびで【猿飛出】

  1. 〘 名詞 〙 能面小飛出(ことびで)一種坊主頭で、ひとみを大きく見ひらき、口を大きく横にひらいた異形面。猿に似ているので、この名がある。「鵺(ぬえ)」などの後ジテに用いる。
    1. [初出の実例]「福永の首は能面の猿飛出のように大口をあけ」(出典:落城(1949)〈田宮虎彦〉)

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