玉渓(読み)ぎょくけい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「玉渓」の意味・わかりやすい解説

玉渓
ぎょくけい / ユイシー

中国南西部、雲南(うんなん)省中部の地級市。昆明(こんめい)からミャンマー、ラオス両国に至る交通路に沿う。2市轄区、4県、3自治県を管轄する(2016年時点)。人口214万7133(2010)。漢代から開け、元代以後新興(しんこう)州が置かれ、1813年新興県となり、1916年に玉渓県と改称、1983年市に昇格した。紅塔(こうとう)区に市政府がある。米、砂糖集散地で、鉄、コバルトなどの鉱山、小規模の製鉄所、水力発電設備、通信器材、化学、肥料の各工場もある。たばこ(雲煙)生産の中心地でもある。

[青木千枝子・河野通博・編集部 2017年2月16日]

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