世界の観光地名がわかる事典 「王宮礼拝堂」の解説 おうきゅうれいはいどう【王宮礼拝堂】 オーストリアの首都ウィーンに位置する、旧王宮・ホーフブルク宮殿にある礼拝堂。神聖ローマ帝国皇帝フリードリヒ3世のドイツ王時代の1447~1449年にかけて、ゴシック様式の礼拝堂として建設され、のちにバロック様式に改築された。ここで行われるミサには、王宮聖歌隊、ウィーン少年合唱団、ウィーン・オペラ座のオーケストラとコーラス・メンバー、王宮聖歌隊のコラールスコラなどが登場する。ウィーン少年合唱団の合唱は、夏休みの期間(6月下旬から9月中旬)を除く毎日曜日、午前9時15分から約1時間半にわたって行われている。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報