コーラス(その他表記)chorus

翻訳|chorus

デジタル大辞泉 「コーラス」の意味・読み・例文・類語

コーラス(chorus)

合唱。または、合唱曲。合唱団。「男声コーラス
コーラス波

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「コーラス」の意味・読み・例文・類語

コーラス

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] chorus )
  2. 合唱すること。また、その曲、そのグループ。合唱曲。合唱団。
    1. [初出の実例]「成程さうですネ。chorus(コーラス)斉唱(つれぶし)〕といふ者は、マアマア我国の『チョボ』でせうな」(出典:内地雑居未来之夢(1886)〈坪内逍遙〉一〇)
  3. ポピュラーソングや外国民謡で、導入部(バース)のあとに歌われる主題部。同じメロディーのまとまりが何回か繰り返されることが多い。また、そのひとまとまりを数える語。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「コーラス」の意味・わかりやすい解説

コーラス
chorus

(1)合唱,合唱曲,合唱団のこと。(2)イギリスのエリザベス朝時代の演劇で,前口上や結びの口上を語る語り手のこと。(3)有節歌曲の繰返し(リフレイン)部。独唱者が歌う部分に対して,リフレインは合唱で歌われることが多いことからきている。(4)ジャズポピュラー音楽のリフレイン。32小節または24ないし12小節よりなる。(5)ミュージカルレビューなどで歌いかつ踊るコーラス・グループやダンサーのこと。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

音楽用語ダス 「コーラス」の解説

コーラス [chorus]

エフェクター一種原音に対して周期的に位相のずれが変化する音を重ねることで音に厚みや拡がりを持たせることができる。文字どおりコーラスのような効果を得ることができる。リバーブとともにほとんどのGM音源に装備されているエフェクトである。GM規格ではエフェクトに対して取り決めがないが、一般の音源ではコントロールナンバー「93」によってコーラス効果の深さを設定することができる。

コーラス[chorus]

(1)合唱。(2)曲の主題部分のこと。曲の1番のことを1コーラス目などと使う。(3)エフェクトのひとつ。原音よりピッチを微妙にずらした音を重ねて広がりを得る。(4)メイン・ボーカルをサポートする合唱パート。

出典 (株)ヤマハミュージックメディア音楽用語ダスについて 情報

百科事典マイペディア 「コーラス」の意味・わかりやすい解説

コーラス

合唱

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「コーラス」の意味・わかりやすい解説

コーラス
こーらす

合唱

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コーラス」の意味・わかりやすい解説

コーラス

合唱」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のコーラスの言及

【合唱】より

…世界各地の民謡などには多声部のものも多く,ロシア民謡や黒人霊歌などはよく知られている。 古代ギリシア劇のコロスはユニゾンによる歌と舞踏が一体となったもので,合唱を意味するラテン語,英語のコーラス,ドイツ語のコールChor,フランス語のクールchœur,イタリア語のコロcoroの語源は,このコロスに由来する。中世には文化的中心でもあったキリスト教の典礼音楽が発達し,初期ポリフォニー音楽が生まれた。…

※「コーラス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android