王立博覧会ビルとカールトン庭園(読み)おうりつはくらんかいビルとカールトンていえん

世界の観光地名がわかる事典 の解説

おうりつはくらんかいビルとカールトンていえん【王立博覧会ビルとカールトン庭園】

オーストラリア第2の都市メルボルンにある、1880年に開催されたメルボルン国際博覧会のために建設された展示館。設計はジョセフ・リードで、見事な装飾が施されたドーム天井や正面入り口、窓の欄間、十字型のフロアプランなど、ビザンチン様式ロマネスク様式ルネサンス様式を複合した建築様式が取り入れられたヨーロッパ風の建物となっている。19世紀半ばから20世紀初めの国際博覧会の多くは一時的な会場で開かれたが、メルボルンでは恒久的な会場として建設され、2004年には敷地内のカールトン庭園と合わせ、世界遺産に登録された。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む