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欄間 ランマ

デジタル大辞泉の解説

らん‐ま【欄間】

天井と鴨居(かもい)との間の開口部。採光・通風のために設け、格子や透かし彫りの板などをはめて装飾も兼ねる。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

欄間

日本建築様式の一つで、部屋と部屋の境目に作る開口部。たいた香をを部屋に行き渡らせる風の通り道の役割もあったという。「らんまの大橋」では以前、欄間が主力製品だったが、現在は寺社建築の装飾品がメイン。原木の丸太から切り出した角材を使い、彫刻刀で彫り出す。材木の長さは尺を単位にして測る。 日本木彫刻協会によると、現在は絵画のように鑑賞用としてサイズの小さい欄間が主流。

(2016-03-28 朝日新聞 朝刊 岐阜全県・1地方)

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百科事典マイペディアの解説

欄間【らんま】

鴨居(かもい)の上の開口部をいい,一般に透彫板,彫刻,組子,小障子等の装飾が施される。採光や通風にも役立つが,装飾として発展,桃山時代には豪華絢爛(けんらん)たる欄間が多用された。
→関連項目透彫

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リフォーム用語集の解説

欄間

井板と鴨居の間の空間のこと(障子や襖と天井までの空間のこと)。明かり取りや換気などに用いられるスペースで、格子や障子、透かし彫りの板をはめて装飾を施すことが主流となっている。

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世界大百科事典 第2版の解説

らんま【欄間】

日本建築の側回りまたは内部間仕切りの建具装置の上に設けられた開口部に,格子,透彫彫刻,障子などをはめ込んだもの。採光や通風を兼ねた装飾で,平安時代の仏堂に始まり,神社建築住宅建築などに広く用いられるようになった。和様の仏堂にみられる格子欄間や菱格子欄間,禅宗様(唐様)の仏堂に用いられる弓欄間,透彫の彫刻欄間,住宅建築に多い筬(おさ)欄間,竹の節欄間,板欄間,障子欄間などがある。彫刻欄間は南北朝期ころから唐草模様のように平面的なものが神社本殿などに用いられ,桃山・江戸期になると彩色を施したりした立体的なものが社寺建築や書院に用いられるようになった。

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大辞林 第三版の解説

らんま【欄間】

天井と鴨居かもいとの間に、格子こうしや透かし彫りの板などを取りつけた部分。採光・通風などのためのもので、装飾を兼ねる。

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家とインテリアの用語がわかる辞典の解説

らんま【欄間】

鴨居(かもい)長押(なげし)と天井のあいだに設け、格子(こうし)や透かし彫りを施した板をはめ込んだ開口部。採光や通風などの機能もあるが、装飾の役割が大きい。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

欄間
らんま

日本建築で、戸口の鴨居(かもい)あるいは内法長押(うちのりなげし)と天井との間に設けた開口部。採光、通風、装飾などの目的から、この部分に障子や組物、あるいは透(すかし)彫りや彫刻の板などをはめ込む。その形式により名称や意匠も多種多様である。平等院鳳凰(ほうおう)堂(1053)など平安時代にすでにその祖形がみられるが、おそらく内部の採光を目的につくられたものと思われる。当初は様式も組子(くみこ)で、単純な縦横の格子の欄間であるが、平安時代でも12世紀に入ると、醍醐(だいご)寺薬師堂や當麻寺曼荼羅(たいまでらまんだら)堂のように斜めの菱(ひし)格子のもの(菱欄間)が多用された。禅宗建築では波連子(れんじ)欄間(弓欄間)の例が多く、方丈には竹(たけ)の節(ふし)欄間や筬(おさ)欄間が好まれた。仏堂に始まった欄間はやがて住宅にも用いられるようになり、その端正な美しさから筬欄間が流行した。格子の中に花柄を入れた花狭間(はなざま)欄間(花欄間)は華麗な意匠の先駆けであるが、彫刻が欄間にも取り入れられ、桃山時代以降は豪華な技巧を凝らしたものが盛行した。近年は住宅形態の変化から需要も減少し、一般的でなくなったことは否めない。[工藤圭章]

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世界大百科事典内の欄間の言及

【社寺建築構造】より

…小規模な神社本殿の縁は,前と左右だけで,背部に回らないものが多く,左右の縁の後方に衝立(ついたて)のような仕切りをつくる。これを脇障子(わきしようじ)といい,上に竹の節欄間をつくる。
[窓]
 神社本殿はのないものを原則とする。…

【書院造】より

…それらの屋内諸室は床(とこ),棚,付書院,納戸構(なんどがまえ)の座敷飾を装置した座敷(上段間につくる場合が多い)を上座とし,二の間,三の間などの下座,納戸などを付属した構成をもち,四周に広縁,入側縁をともなった。これらの諸室の間仕切には襖障子をたて,鴨居(かもい)の上は欄間または小壁につくる。室内は畳を敷きつめ,上座は一段高く上段につくって下座と区別した。…

※「欄間」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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