王臣蹇蹇躬の故にあらず(読み)おうしんけんけんみのゆえにあらず

精選版 日本国語大辞典 「王臣蹇蹇躬の故にあらず」の意味・読み・例文・類語

おうしん【王臣】 蹇蹇(けんけん)(み)の故(ゆえ)にあらず

(「易経‐蹇卦」の「王臣蹇蹇、匪躬之故」による。「蹇蹇」は、忠義を尽くすさま) 臣下が、わが身の利害を忘れて、君王に忠義を尽くすこと。また、そのようであるべきだという理念をいう。蹇蹇匪躬(けんけんひきゅう)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「王臣蹇蹇躬の故にあらず」の意味・読み・例文・類語

王臣おうしん蹇蹇けんけんゆえにあらず

《「易経」蹇卦から》臣下たるもの、一身の利害を忘れて君主に尽くすべきであるということ。蹇蹇匪躬ひきゅう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android