君王(読み)クンノウ

デジタル大辞泉 「君王」の意味・読み・例文・類語

くん‐のう〔‐ワウ〕【君王】

《「くんおう」の連声天子帝王のこと。君主。王。

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精選版 日本国語大辞典 「君王」の意味・読み・例文・類語

くん‐のう‥ワウ【君王】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「くんおう」の連声 ) おおきみ。君主。国君
    1. [初出の実例]「君王猟罷日云暮、江上郵亭駐綵輿」(出典凌雲集(814)奉和春日暮宿江頭亭子御製〈小野岑守〉)
    2. 「君王 クンワウ」(出典:運歩色葉集(1548))
    3. [その他の文献]〔詩経‐小雅・斯干〕

くん‐おう‥ワウ【君王】

  1. 〘 名詞 〙くんのう(君王)

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普及版 字通 「君王」の読み・字形・画数・意味

【君王】くんおう(わう)

天子。〔詩、小雅斯干〕其の泣くこと(くわうくわう)たり 朱(しゆふつ)(朱の膝掛け)斯れ皇たり(輝かし) 室家の君王なり

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