珍賓長(読み)ちん ぴんちょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「珍賓長」の解説

珍賓長 ちん-ぴんちょう

?-? 新羅(しらぎ)(朝鮮)の人。
三代実録貞観(じょうがん)8年(866)の条によれば,肥前基肄(きい)郡の擬大領山(やまの)春永らと新羅にわたって兵器製造技術をまなび,対馬(つしま)の奪取を計画したが,事前に告発されたという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android