普及版 字通 「珞」の読み・字形・画数・意味
珞
10画
[字訓] たまかざり
[字形] 形声
声符は各(かく)。各に洛・絡(らく)の声がある。珞は瓔珞(ようらく)。嬰(えい)は女が貝の首飾りをする意。珞は絡(まと)う。仏像の全身を玉などで荘厳するものを瓔珞という。
[訓義]
1. たまかざり。
2. まとう、まとうてかざる。
3. 珞珞は、小石の多いさま。字はまた礫に作る。
[古辞書の訓]
〔立〕珞 タマ・クビノカザリ
[語系]
珞・絡・lakは同声。糸をめぐらすことを絡といい、竹を編んで作るを(らく)という。
[熟語]
珞珞▶・珞▶
[下接語]
珠珞・宝珞・瓔珞
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報