珠光青磁(読み)ジュコウセイジ

デジタル大辞泉 「珠光青磁」の意味・読み・例文・類語

じゅこう‐せいじ〔ジユクワウ‐〕【珠光青磁】

村田珠光がこの様式茶碗を好んだと伝えられるところから》内外面に猫掻き手といわれる櫛目くしめ文様があり、淡黄褐色または灰緑色を呈する青磁。主に中国産で、茶碗のほかに鉢・花入れなどがある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「珠光青磁」の意味・読み・例文・類語

しゅこう‐せいじ シュクヮウ‥【珠光青磁】

珠光が愛用した中国南部産の青磁茶碗。胎土灰白、釉(うわぐすり)は枇杷色、内面櫛目の線がある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android