珠光青磁(読み)ジュコウセイジ

デジタル大辞泉 「珠光青磁」の意味・読み・例文・類語

じゅこう‐せいじ〔ジユクワウ‐〕【珠光青磁】

村田珠光がこの様式茶碗を好んだと伝えられるところから》内外面に猫掻き手といわれる櫛目くしめ文様があり、淡黄褐色または灰緑色を呈する青磁。主に中国産で、茶碗のほかに鉢・花入れなどがある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 うわぐすり

精選版 日本国語大辞典 「珠光青磁」の意味・読み・例文・類語

しゅこう‐せいじシュクヮウ‥【珠光青磁】

  1. 珠光が愛用した中国南部産の青磁茶碗。胎土灰白、釉(うわぐすり)は枇杷色、内面櫛目の線がある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む