灰白(読み)カイハク

精選版 日本国語大辞典 「灰白」の意味・読み・例文・類語

かい‐はくクヮイ‥【灰白】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) =かいはくしょく(灰白色)
    1. [初出の実例]「其の齢ひ既に六十余歳頭には灰白の軽髪を戴けども」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後)
    2. [その他の文献]〔古今注‐魚虫〕

はい‐じろはひ‥【灰白】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 灰色がかった白色のさま。
    1. [初出の実例]「小さな蛾が灰白の翅をふるって」(出典:銀の匙(1913‐15)〈中勘助〉前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「灰白」の読み・字形・画数・意味

【灰白】かいはく

うす鼠。

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