珪酸質土壌(読み)けいさんしつどじょう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「珪酸質土壌」の意味・わかりやすい解説

珪酸質土壌
けいさんしつどじょう

花崗(かこう)岩、石英粗面岩などのような珪酸含量の高い酸性岩を母材として風化生成した土壌で、土壌のもっとも主要な化学的構成成分である珪酸の礬土(ばんど)(アルミナ)に対する比率が大きく、鉄やアルミニウムの不活性な土壌をいう。珪酸質土壌は礬土質土壌と性質が対照的で、リン酸の吸収力はあまり強くなく、一般に肥料の保持力が弱く養分が流亡しやすい土壌である。

[小山雄生]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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