普及版 字通 「珮」の読み・字形・画数・意味
珮
10画
(異体字)佩
8画
[字訓] おびだま
[字形] 形声
声符は(はい)。は佩の省文。佩は人が大帯を佩している形。腰に佩びることを佩といい、その玉を珮という。金文に佩を〔頌壺(しようこ)〕「命册(めいさく)を受け、佩びて以て出づ」とあり、佩帯を意味する字。珮はその省文に従う後起の字である。
[訓義]
1. おびだま、腰帯に佩びる飾りの玉。
2. 佩と通用する。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕珮 オブモノ・オブ・ユハエ
[熟語]
珮纓▶・珮珂▶・珮環▶・珮▶・珮飾▶・珮服▶・珮黻▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報