現世安穏(読み)げんせあんおん

精選版 日本国語大辞典 「現世安穏」の意味・読み・例文・類語

げんせ‐あんおん‥アンヲン【現世安穏】

  1. 〘 名詞 〙 この世を無事に暮らすこと。
    1. [初出の実例]「けんせあんおんの方便は、観音・勢至、神力をうけ給ふ」(出典:曾我物語(南北朝頃)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android