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現金出納伝票 げんきんすいとうでんぴょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

現金出納伝票
げんきんすいとうでんぴょう

現金収支の明細を記録し,現金出納帳への記帳資料,出納係員の責任の明示,現金収支の証拠物件,関係部門への伝達手段となる伝票。入金伝票出金伝票に分れる。入金伝票には日付,貸方科目 (相手科目) ,摘要および金額が記入され,出金伝票には日付,借方科目 (相手科目) ,摘要および金額が記入される。現金出納伝票はもともと現金出納事務の多い銀行で用いられたもので,これに振替伝票を加えれば銀行経営における経理システムは一応完成する。一般企業でも現金出納伝票は広く用いられているが,この場合には振替伝票の代りに仕訳伝票を,さらに仕入伝票,売上伝票を加えるのが普通である。現金出納伝票は帳簿を中心とした経理システムの合理化,能率化を目的として用いられているのが実情で,現金取引を帳簿に記入する代りに伝票を用いることによって仕訳の省略,元帳転記の合理化などが可能となる。ただし帳簿に比べると証拠能力の点で問題があり,補助簿としての現金出納帳を併用することもある。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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