デジタル大辞泉
「球泉洞」の意味・読み・例文・類語
きゅうせん‐どう〔キウセン‐〕【球泉洞】
熊本県南西部、球磨川中流の東岸にある鍾乳洞。球磨郡球磨村に位置する。全長4.8キロメートルで、九州でも最大規模のもの。昭和48年(1973)3月に発見された。3億年前、海底だった石灰岩層が隆起してできたと推測されている。フローストーン・リムストーン・カーテンなどの美しい造形が見られ、球磨川下りとともに観光の拠点。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の球泉洞の言及
【球磨[村]】より
…主産業は農林業で,米のほか栗,タバコ,ナシの栽培が行われ,杉,ヒノキの良材を産する。九州最大の鍾乳洞といわれる球泉洞や森林館,急流〈槍倒しの瀬〉などの名所があり,大坂間は球磨川下りの遊覧船の下船場になっている。人吉・球磨の観光中心地の一つ。…
※「球泉洞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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