精選版 日本国語大辞典 「球珊瑚」の意味・読み・例文・類語 たま‐さんご【球珊瑚】 〘 名詞 〙 ナス科の小低木。ブラジル原産。明治中期に輸入され、観賞用に栽培される。高さ一~一・五メートル。葉は互生し、短柄をもち、披針形または長楕円形で長さ五~一〇センチメートル。夏から秋にかけて葉と対生して短い花枝を出し、一~数個の白い花をつける。花は杯状で径約一・五センチメートル、先は五裂し、裂片は平らに開く。果実は球形の液果で赤熟、または、まれに黄熟して美しい。暖地では冬も葉が落ちない。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例