琴川村(読み)ことがわむら

日本歴史地名大系 「琴川村」の解説

琴川村
ことがわむら

[現在地名]男鹿市五里合琴川いりあいことがわ

男鹿半島の北頸部に位置し、寒風かんぷう山に発する琴川中流に沿う。海岸部には支郷安田あんでん村がある。

天正一九年(一五九一)の出羽国秋田郡知行目録写(秋田家文書)に「こと川村」として三八一石八斗三升八合とある。慶長六年(一六〇一)の秋田実季侍分限(秋田家文書)には五〇二石三斗九升六合とある。

正保四年(一六四七)の出羽一国絵図に二一五石とある。享保一四年(一七二九)の黒印高帳(秋田県庁蔵)によると当高二三六石五斗五升。同一五年の「六郡郡邑記」によれば家数は二四軒、支郷安田村二軒、木曾きそ村一軒。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む