ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「瑞山磨崖三尊仏」の意味・わかりやすい解説 瑞山磨崖三尊仏ずいさんまがいさんぞんぶつSǒsan Maae-samjon-bul 韓国,忠清南道瑞山郡竜賢里で 1958年に発見された百済時代7世紀前半の磨崖仏。東に面した巨岩に釈迦如来立像 (全高 2.8m) を中尊に,向って左に宝珠を持つ菩薩立像,右に弥勒菩薩半跏像を配する三尊仏。豊満な顔,杏仁形の目と仰月形の口唇は微笑をたたえており,そのアルカイック・スマイルは「百済スマイル」とも呼ばれている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by