三尊仏(読み)さんぞんぶつ

精選版 日本国語大辞典 「三尊仏」の意味・読み・例文・類語

さんぞん‐ぶつ【三尊仏】

〘名〙 =さんぞん(三尊)
読本南総里見八犬伝(1814‐42)四「関取今宵は些(ちと)ばかり物いはんとて、三尊仏が台座をはなれて来迎せり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「三尊仏」の意味・わかりやすい解説

三尊仏
さんぞんぶつ

西方極楽浄土の三尊。主尊,阿弥陀仏脇侍観世音菩薩勢至菩薩のこと。観世音勢至の両菩薩は,菩薩と称されるにもかかわらず阿弥陀仏の化身であるので仏と解釈され,三尊仏と称される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android