瑞枝(読み)ミズエ

デジタル大辞泉 「瑞枝」の意味・読み・例文・類語

みず‐え〔みづ‐〕【×枝】

みずみずしい若い枝。「柳の瑞枝
「滝の上の三船の山に―さししじに生ひたるとがの木のいや継ぎ継ぎに」〈・九〇七〉

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精選版 日本国語大辞典 「瑞枝」の意味・読み・例文・類語

みず‐えみづ‥【瑞枝・水枝】

  1. 〘 名詞 〙 みずみずしい木の枝。
    1. [初出の実例]「垣津田の 池の堤の 百足らず 斎槻(いつき)が枝に 水枝(みづえ)さす 秋の黄葉(もみちば)」(出典万葉集(8C後)一三・三二二三)

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