瑣末・些末(読み)さまつ

精選版 日本国語大辞典 「瑣末・些末」の意味・読み・例文・類語

さ‐まつ【瑣末・些末】

〘形動〙 重要でない、ほんのちょっとしたことであるさま。些細(ささい)
※幕末御触書集成‐三七・安政二年(1855)一〇月一九日「御門番相勤候面々、追年勤方瑣末之儀迄も手重相成、手数相懸り」
侏儒言葉(1923‐27)〈芥川龍之介〉或自殺者「彼は或瑣末なことの為に自殺しようと決心した」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android