デジタル大辞泉 「手重」の意味・読み・例文・類語 て‐おも【手重】 [形動][文][ナリ]容易でないさま。また、扱いなどが丁寧であるさま。「今の病気を、少し―に書くのが得策だろうと」〈漱石・明暗〉[類語]由由しい・重大・深刻・手厚い・丁寧・丁重・親切・親身・懇ねんごろ・慇懃いんぎん・折り目正しい・手重い 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「手重」の意味・読み・例文・類語 て‐おも【手重】 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 形容詞「ておもい」の語幹から ) 容易でないさま。重大であるさま。また、扱いなどがていねいであるさま。[初出の実例]「幕府之を憐み多年手重(テオモ)の公務を免ずるものは」(出典:報徳記(1856)七)「政治の扱方非常に手重になりて」(出典:日本開化小史(1877‐82)〈田口卯吉〉一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例