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璦琿条約 あいぐんじょうやく

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世界大百科事典 第2版の解説

あいぐんじょうやく【璦琿条約】

1858年(咸豊8)5月28日,清とロシアが璦琿(アイホイ)で結んだ条約。これによりロシアは黒竜江(アムール川)の左岸と航行権を獲得し,ウスリー(烏蘇里)江から海までは両国の共有地とされた。極東進出をめざす東シベリア総督ムラビヨフは,清が太平天国の乱と第2次アヘン戦争に苦しむのに乗じてこの条約を認めさせた。のち清は条約を否認したが,60年の北京条約で確認される。現在,中ソ国境問題の一係争点となっている。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の璦琿条約の言及

【アムール[川]】より

…中流部の本流,支流のウスリー川は国際河川で,水上交通はさかんである。1858年の璦琿条約でアムール川左岸がロシア領となり,ウスリー川の東側をロシアと清国の共同管理とした。この条約を追認する60年の北京条約では,ウスリー川以東の地域もロシア領となった。…

【ムラビヨフ・アムールスキー】より

…ネベリスコイ将軍指揮下のアムール河口の調査やサハリンのムラビヨフ哨所建設に援助を与えるとともに,54‐55年にはみずからアムール川の探検と調査を行った。また58年清国との間に璦琿(あいぐん)条約を締結し,ロシア全権として署名した。ロシアはこの条約によりアムール川左岸の土地を得たが,ムラビヨフはこの功によりアムール伯の称号を授与された。…

※「璦琿条約」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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