甘村井村(読み)かむらいむら

日本歴史地名大系 「甘村井村」の解説

甘村井村
かむらいむら

[現在地名]佐屋町甘村井

稲葉いなば村に隣接し、まつという枝郷がある。「徇行記」によれば、概高三五四石余のうち三三四石余は藩士八人の給知。田は二六町八反余、畑は一町九反余。「寛文覚書」に戸数三三、人数一七二とある。「徇行記」は「高ニ準シテ戸口多シ、其内高持ハ僅ニ十三戸ホト其余ハ皆無高者也、又佐屋村・津島村大坪村・善太新田アタリヘ都合高百石ホト越高アリテ、加地子ハ石ニ八升ツヽ出スト也」と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 甘楽 にし

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む