日本歴史地名大系 「甘蕗村」の解説 甘蕗村あまぶきむら 秋田県:鹿角市甘蕗村[現在地名]鹿角市花輪(はなわ) 甘蕗花輪村の東側台地、現岩手県境の皮投(かわなげ)岳(一一二二メートル)西麓に位置し、東へ現花輪鉱山に延びる山道が通ずる。集落東側台地上に縄文土器片を出土する遺跡がある。寛政(一七八九―一八〇一)頃の「邦内郷村志」に村名が出、村高二〇石一斗余で、うち蔵分一三石九斗余、江戸後期の花輪御官所村々郡分高書上帳も高、蔵分は前記の郷村志と同じで、給人一名。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報